○宇宙の誕生とわたしの消滅

年代のスケール感というものを考えてみよう。


宇宙開闢のときは、今から150億年前と言われている。


意外と若いと思ったのはわたしだけだろうか?
たったの150億である。
政府予算案30兆円に対して、これは個人資産レベルである。
政府予算は12桁の電卓では計算できないが、150億なら楽勝である。


そして、地球が誕生して46億年が過ぎた。


ほとんどの科学者の一致した意見として、あと50億年後には地球は存在しない。
太陽のエネルギーが尽きて、膨張し爆発すると考えられているからだ。
すると、ちょうど、いまどきが「地球年齢の折り返し点」である。
もう半分終っている。と言っていい。


これも意外な感じがする。


46億はもはや、そこらへんにいる資産家レベルである。


では、人類が誕生してからどれくらいたつかというと、たったの500万年前だ。


個人の預金レベル、年収でも平均かそれ以下のレベルだろう。


ホモサピエンスは30万年前。ついに月収レベルに突入である。


さらに、現代型人類は、15万年前にわれわれ人類の母がアフリカで生まれ、すべての人類はそのグランドマザーの子孫である事がDNAで証明されている。


もはや、パートさんでもこれくらい稼ぐ人はいる。
一家の総収入が月15万円なら、生活保護の対象にさえなる。
われわれ人類は、たったパートさん収入レベルの生き物でしかない。


ところで、地球温暖化、というのは、どの程度のスパンで見た現象だと言えるだろうか。


地球温暖化が進んでも人類がさえ絶滅すれば、500年もすれば地球環境そのものはほっておいても元通りに回復する。


500円と言えば、一気に小学生の一日のこずかいレベルの話だ。


サグラダ・ファミリア寺院は着工から今日までちょうど120年。


120円と言えば、コーラ一本である。


そして、わたしの残すところの寿命は40年。(欲張ってこの程度)


40円と言えば、コンビニでは一口ガム2コである。


いや、消費税が払えない。(笑)