2001-12-01から1ヶ月間の記事一覧

◎彼が彼女にたずねたかったこと

昔、とある掲示板で出会った人はわたしに衝撃を与えました。 その人は駅での情景でこんなことを書いていました。 「アナタがわたしにいい匂いさしてるのはなぜ?」 「アナタがわたしにパンツを見してるのはなぜ?」 ただ見えただけかもしれないし、彼がかが…

○確率論的民主主義

民主主義の原則は「オープンな議論」と「多数決」である。 で、今日は多数決について考えてみる。 例えば、多数決の結果「賛成51%」「反対49%」なんてことはたまにある。 その場合「賛成」という政策がとられ、51%は満足するが、49%は不満である…

○マンウォッチング と フェミニズム

昔、いつのまにか手放した本をやっと再び手に入れた。 デズモンド・モリス著「マンウォッチング」 人間を外部観察によってのみ考察するというなかなかに奇抜なアイデアと予想以上の説得力をもつ人間観察図鑑である。 A4サイズの分厚い本だが、写真やイラス…

◎肉体と魂そして死 残念だがわたしは死なず魂も存在しない

アメリカでは、宇宙論をおしえるとき神学的宇宙論も同時に教えるべきだという裁判が思い出したようにあちこちで起こる。 それを聞くと実に不思議な気がする。 いまさら天動説を否定して地動説でもないだろう。 そんなことをしてなにになるのだろう。 しかし…

B子は愛人体質

B子からのメールB「また愛人っす」K「またっすか!」B「ねぇ、どうやったら相手の本心わかるの?」K「あかちゃん生みたいって言え、一瞬でもためらったら嘘つきだ」B「そっかー。ためらうだろうなぁ」K「だから愛人なんでしょ?」B「期待しない方が…

◎異星人と人類は相互理解できるのに、あなたとわたしはどうなのか

人類と宇宙人の交流がはじまり、宇宙人は自分たちのすべての知識を授ける宇宙留学生を招待した。選ばれたのはあなた。 宇宙人の住む星へ長い旅の末、あなたは宇宙小学校の一年生に入学した。 知識の差は歴然なので一年生なのはしかたがないが、カリキュラム…

◎あなたが運命のひと

A男は軽い。 B子は人気者。 A男はB子を追いかけまわしていた。 毎晩の熱烈ラブコール。 B子はA男を決して好きにならないと思っていたが悪い気はしなかった。 ただ、いつかA男を振るときに彼が傷つくことを心配していた。 地味なC子はA男の明るく楽…

◎人はどうにもならない神と戦い勝ってきた

ひとは自分にとって「どうにもならないもの」を信仰の対象にしてきた。 太古の昔、人は狩猟民族で敵は猛獣だった。 その時代、信仰の対象の多くは猛獣であった。 彼らは猛獣に対して無力だったので、敵に語りかけることで怒りをとき、生き延びようとした。 …

◎人はなぜイタイのか、進化とともに幸福感はなくなるのか

nhkでいつかやっていた話がある。 「人はなぜ眠るのか」 番組では、視点を変えてこう問い直した。 「人はなぜ起きているのか」 そこに答えがあると。 下等な生命もいくところまでいくと、眠らない、ように見える。 しかし、よく観ると、起きていないと言った…

◎愛はカオスの縁を飛ぶ

お互いを深く愛し合った二人は「永遠」と「安定」を願う。 しかし、はじめから「永遠」に「安定」した人間関係からは、決して「愛」は生まれない。 そんな愛を語る宇宙の法則について。 ボイドって贋鳥(バーチャルバード)のプログラムがある。 そいつは鳥…

 死後の世界を切り裂くオッカムの剃刀

実証不能なことを議論するのはやめよーね。 っていう理論物理だか数学だかいわゆる科学のテーマの原則をなにをどー例えてこういうのか、オッカムって誰だかも知らないが、そういう議論は「オッカムの剃刀」で切り捨てようと言うのである。 らしいのである。 …