2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 IT産業のしくみ

googleがipo(株式公開)を申請して一月あまり経過した。 そのころに思ったが、そのまま書くと時事問題になってしまったことをつらつら考えていて、そろそろ書いてみたくなった。 なにしろ、googleの調達する資金は27億ドル(2970億円)、史上最大規模にな…

 人類のジレンマ2

id:mind:20040523では、mind均衡というチームとしての利得を優先した場合の均衡状態などについておもしろいトピックが書かれている。 一読をお勧めする。 今回はこれに触発されて続編となった。 まず前回のおさらい。 利得表を書いてみよう。取りうる戦略 C…

 傘がキライ

わたしは雨が好きだ。 雨の中を歩くのが好きだ。 わたしは傘がキライだ。 特に傘を所有することがキライだ。 というわけで、今日も傘ナシで出勤。 移動はほとんど車なので問題なし。 仕事帰りに最近プレッシャーの多い店長を誘って飲みに行ったのだが、こう…

 競馬で勝つ

最近実に3年ぶりに競馬を見に行った。 初版のダービースタリオンのおかげで競馬に興味を持ち、ダービースタリオンのおかげでギャンブルとして競馬にのめりこむことなく、その奥深さを垣間見ることができたと思う。 競馬場では賭けることは二の次なので、食…

 祝ってやる

ネタもと(不明) 4月ごろから方々で散見。 2chの株板で日経暴落時に復活。 最初に文通した女の子の最初の手紙に 「脳みがあったらなんでも相談してね」 と書いて出したことに数ヵ月後に気がつき もうバレたか、いつバレるかと死にたくなり 理由も告げず…

◎人類のジレンマ

ゲーム理論で有名な「囚人のジレンマ」問題を心理テストに応用してみよう。これもここのコラムで最高の参照数を誇る「ウサギとカメ」(id:kido:20040424)の心理テスト同様、かなり使えるものだと思う。 というより、このテストをやると結果にかなり動揺する…

 経営についての考察6

またまた、しごくしごくあたりまえなことを書かなければならない。なのだが、ほんとに、できてない会社が多すぎると思うのだ。 まぁ、儲かってる会社ってのはあんまりいじりたくないし、儲かってない会社ってのは、中をいじるまえに存在価値についてじっくり…

 経営についての考察5

つらい。 自分の書いたものを読み返す悪癖のあるわたしには今回のシリーズは大失敗だったかも知れない。と書きつつ、はじめからつらいと投げて書いていることに気づいた。ちょっとはおもしろく書こうと努力しなければと思う。 会社がまがりなりにも動き出し…

 経営についての考察4

わたしのこのシリーズは果たして「新規開業」のためのものだろうか、それとも、すでに稼動している会社をファインチューニングするためのものだろうか。 実は、書きながらそれらが明確ではないなぁと気づいている。 まぁ、シリーズといいながらも、部分的に…

 経営についての考察3

いまさらながら、今回のシリーズのタイトル。 大失敗。w 実は、このシリーズの中で唯一きちんと文章化できる自信がないのが、今回の部分である。 組織作りというのは、データ構造の構築に非常に似ている。 少なくともわたしはそう思い、その認識で組織化を…

 経営についての考察2

しばらくつらい内容になりそうだ。 ちょっと物を知っているプログラマにも、ちょっと経営を知っている経営者にもだるい内容になるだろう。 あまりに明らかで、あまりに平易な内容になる予定だからだ。 それにどんな意味があるかはわたしにもよくわからない。…

 経営についての考察1

あるプログラマがわたしに言った。 「すべての経営者はシステム工学を学ぶべきだ」 プログラマに仕事を発注する経営者が、会社のシステムをまったく(システム工学的視野で)把握していない。したがって、生産されるソフトウェアに会社のプロセス部分を内蔵…

 自分で自分を傷つける

これは自分のある種の行動についての考察である。 いわゆる自傷や拒食、過食、浪費、アル中、浪費癖、淫乱、ギャンブル狂、暴走行為、薬物中毒、ひきこもりなどによって自分で自分を傷つける行為についての考察である。 もしその人がそれを孤島でも行うとし…

◎散逸構造論的せいかつ

エントロピーの法則だけが宇宙を支配しているなら、ここは混沌と無秩序がただまんべんなく広がる素粒子のスープであるはずで、GWにわたしが子供たちをつれて潮干狩りなどして、みんな寝てしまった帰り道たった一人起きて自動車を運転して高速道路を走る、…

 生涯未婚

異性関係がニガテ、という人をWebでよくみかける。 現実世界でも、それらしいひとはいることはいるが、彼らも一人前以上に仕事はできたりして有能なので、その心情を知ることはあまりない。その点、Webではほとんどその人がどんな仕事をどれだけ有能に…

 公共の場所という幻想

わたしは公共の場所だから・・・という出だしのもっともらしい苦言が大嫌いだ。 子供が騒ぐと「公共の場所だから」 ヘッドフォンの音漏れで「公共の場所だから」 携帯電話で「公共の場所だから」 ちょっと汗臭いと「公共の場所だから」(これはちょっとヤダ…