2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 死亡率

テキサス州ダラス発――米国の都市の大気汚染が心臓病による死を引き起こす確率は、同じ汚染が原因の呼吸器疾患によって死に至る確率の2倍だということが、研究者チームにより明らかになった。 一般的に報じられているSARS(重症急性呼吸器症候群)の死亡率は4%…

 小売業界の兼業化

例の「まちづくり」で話題にのぼることだが、最近小売業界がおかしなことになっている。 廃れた商店街を活性化させるために、地方自治体が「チャレンジショップ」とかを企画する。家賃や保証を自治体が肩代わりして起業しやすくし、新規事業を誘導しよう、と…

 好意丸出しすっとぼけ

告る、という行為が嫌いだ。 格好つけて言うなら、告られるのも苦手だ。 (もちろんこちらが相手以上に好意を持っている場合は別) そもそも、なぜ告らなければならないのか? こんなことをよく耳にする。 「彼への想いがもう辛いです。勇気を出して告白して…

◎ウィルスメールはかく語りき(復刻版)

ここへの移転の際、意図的に削除した文章もあるが、ひとつだけ不注意から削除してしまったものがある。自分の書いたものを読む悪癖を持つわたしとしては、かなり気に入っていたものだけに、方々にLogを探してみた。グーグルのキャッシュにも、世界中のほとん…

 団塊パワーをあなどるな

先日、例の「まちづくり」の会合のあと社会学の教授二人と会食をしながらいろいろと話をしていて気づいたことがあった。 その時の話題は、今後の景気回復は以前の技術立国再興となるか、ということだった。 わたしの結論はこうだ。 以前の技術立国、経済大国…

◎ウサギとカメ

昔NHKでやっていた話がある。 わたしは比較的NHKは見る方だ(いや確固たる自信はない)が、この話はNHKが授けてくれた啓示の中でもベスト3に入るだろう。 これに近い話は世間にごまんとあり、かなり適応できる心理テストだと思う。(もちろん、わ…

 まちづくり

まちづくりと名前に冠した市民団体に参加している。 ただ、その場所はそもそも何をするという具体的目的を持っては居ない。それぞれ問題意識を持った個人がてきとーに幹事を務め、人を集め、てきとーにワークショップや研究会を行う、という団体だ。 そこで…

 わたしが時事問題を扱わない理由

ここにサルがいる。 このサルは実に下品で、行儀が悪く、昨日も自分の寝場所で粗相をした・・・・。 わたしは時事問題を語るのは、実は、好きである。 ヒマな会社経営者の必須科目でもあるが、わたしにとっては得意科目ですらある。 だが、ここでは時事問題…

 邦人誘拐事件

憶測が憶測を呼んでとんでもない見解まで飛び出す邦人誘拐事件だが、事件のキーワードは一貫した一貫性の無さ、だと思う。 最初、3日で殺すと報じられたとき、その政治的配慮のなさから殺害ありきの反米デモンストレーションしかも、即席組織の単なる蛮行で…

○平等主義は差別する

遠い昔、ある大きな本屋の「チビ・デブ・メガネを採用するな」、という内部通達が露見して世間を騒がせたことがあった。差別を扱うときに平等主義的な観念で語ると論理の墓穴に入りやすい。 「差別をするな」という時点で「差別主義者だけは差別していい」、…

○伝統と文化

魂や天国の存在は否定しても、実は宗教は否定できない。 ここらへんが唯物論者とわたしの違いなのだろう、と思うのだが。実は、わたしは宗教を認めている。 宗教は伝統の一部にすぎない、と考えているのだ。 伝統は、必ずしも合理的ともいえない様式や概念を…

○持てる者がもっと持つ

近代の経済学では、エージェント(知的構成要素)はそれぞれが必ず最善の行動を取り、その結果がマクロ経済となる、と定義している。 だから、競争原理にまかせて好き勝手にさせておくと、社会全体が最適化適応する、という理論だ。 また、儲け話には資本が…